それは4ホール目、323ヤードでパー4の場面だった。そのゴルフ動画に、視聴者が憤慨したのである。
登場するのは「おいでやすこが」の、おいでやす小田。2020年のM-1グランプリで準優勝し、ブレイクしたコンビの「キレるツッコミ」芸人だ。
小田が同期の芸人、とにかく明るい安村とプライベートでゴルフ場へ。そのプレーの様子を撮影し、YouTubeチャンネル〈おいでやす小田 どストレートチャンネル〉に上がったのが7月12日だった。
小田がゴルフ動画の投稿を始めたのは、3月11日。それまで7番アイアン1本しか持っていなかったが、ゴルフ動画を始めようと臨んだYouTube収録日の朝、テレビ番組で再会した俳優・中村倫也から、前々からの約束だったクラブを数本もらったという。
「こんな偶然ないよ!」とテンションが上がった小田の目標は、中村や俳優・赤楚衛二とゴルフコースを一緒に回ること。以降の動画では、打ちっぱなしの練習風景や、芸人仲間とゴルフコースを回る様子を映し出し、ほぼゴルフチャンネルとなっている。
「それでも小田の実力は、まだ初心者。ハーフを60で回ることを目標に掲げています」(ネットライター)
さて、視聴者の怒りを買った4ホール目とは何か。
「もともと、このホールはカメラを回すつもりはなかったようですが、2人とも1、2打目がよかったとのことで、グリーン手前のショットから撮影開始し、ともにグリーンオン。安村はパターを大叩きして『+4』になりましたが、小田は2度目のボギーパットを決めます。すると『入った、よし!』と大喜びして、何度も飛び跳ねた。グリーン上をジャンプする、走る行為は繊細な芝を傷めることから、NG行為です。『一発レッド級のバッドマナー』『グリーンで飛び跳ねたらアカンよ』との指摘が相次ぎました」(前出・ネットライター)
小田はツッコミの際に大声で地団駄を踏んだり、飛び跳ねたりするのが芸風だ。とはいえ、グリーン上にまで持ち込むのはいかがなものか…。
(所ひで/ユーチューブライター)