芸能

上原多香子の夫の死で再注目された“SPEED”4人の現在

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 上原多香子(31)に、「夫の自殺」という突然の悲劇が襲いかかった。背景に“格差婚”があったと指摘する声もあるが、そもそも彼女はそんなに稼いでいたのか。

 9月25日、ヒップホップグループのET-KINGのTENNさん(本名・森脇隆宏=享年35)が、自宅マンション駐車場に止めた乗用車内で首をつって死亡していた。27、28日に行われた通夜、告別式で故人を見送り、一区切りはついた形だが、妻・上原のショックは計り知れない。

「12年にTENNさんと結婚した上原は、夫の生活拠点・大阪に新居を構え、仕事がある時だけ上京するという生活を送っていた。そんな中、今年に入り、ET-KINGが活動休止したため、TENNさんの収入は乏しかったようです。それでも新たなユニットでの活動に意欲を見せていたのですが‥‥」(芸能記者)

 上原は、初主演映画が公開された11年頃から、女優業に活動をシフトし、仕事を増やそうという動きが出ていた。

「そのため彼女は東京を拠点にしたかったようなのですが、夫は地元を離れたくなかった。結果的に半ば別居状態になった。東京で活動する上原が、仕事仲間と仲よくやっている様子が夫の耳に入っていたそうです。中には舞台関係者と都内のバーで密会していたとの噂もありました」(芸能プロ関係者)

 憶測も乱れ飛んでいるようだが、気になるのは夫婦間に収入格差が生まれていたのかどうか。というのも、上原が女優としてそこまで稼いでいたようには見えないからだが、事情を知る広告代理店関係者が話す。

「上原がいるSPEEDは、全盛期の90年代後半にミリオンセラーを連発し、事務所にとってドル箱のスターでした。とはいえ当時は中高生の4人ですから、高給を与えず事務所で管理していた。2000年の解散後、3度の再結成を果たしたが、現在の活動は縮小する一方。それでも給料自体は保証されて月給100万円以上は出ている。もちろん上原だけではなく、新垣仁絵(33)、今井絵理子(31)、島袋寛子(30)も同様です」

 確かに近年、SPEEDメンバーたちの活動は細々としている。

「04年に結婚、07年に離婚をした今井は長男が感音性難聴であることを明かし、障害者支援活動に力を入れてきました。並行してソロ名義で11、12年にシングル、13年にアルバムを出していますが、いずれも売り上げは3000枚に届いていない。島袋も同様で、昨年7年ぶりにシングルとアルバムをリリースしましたが、それぞれ3000枚、7000枚と低調に終わっています。昨年結婚した新垣のソロ活動に至っては、イラストレーターやヨガの指導者などやりたいことを謳歌している。まるで趣味のような音楽活動ができるのも収入が安定しているからでしょうね」(前出・芸能記者)

 SPEED名義でもここ最近の売り上げは1万枚に届くのがやっとである。J-POP事情に明るいライターの張本茂雄氏が語る。

「定年がないタレントという職業は、落ち目になってからのほうが圧倒的に長い。人は一度上げた生活レベルをなかなか落とせませんし、若い頃に搾取された分、現在、悠々自適に暮らすのも当然でしょう。同じ事務所の先輩・安室奈美恵も独立なんてしないほうがいいと思いますね」

 波乱万丈を乗り越えた、SPEEDの再浮上に期待したい。

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