アメリカのシンガーソングライター、ビリー・ジョエルがネットのトレンド1位に上がって一瞬、騒然。コロナ禍を経て、年齢を重ねた有名人がトレンドに上がる理由のひとつに、訃報が多いからだ。
いや、これはそうではなかった。来年1月24日に東京ドームで、16年ぶりの来日公演を開くというものだったのだ。
「今回は一夜限りのプレミアムライブ。ビリーはアメリカではマジソン・スクエア・ガーデンで、月1回の公演を開催してきましたが、来年7月の150回で定期公演は終了すると発表されています」(音楽ライター)
全世界でのレコード、CD総売り上げは1億6000万枚を超える。「ピアノ・マン」「ストレンジャー」「オネスティ」「素顔のままで」「アレンタウン」「プレッシャー」「アップタウン・ガール」…と、ヒット曲を挙げればキリがない、今年74歳になったレジェンドはアメリカでの定期公演と同様、来日公演もこれが最後になることが濃厚とみられる。
それだけに、トレンド1位に浮上した事実は、今も日本で高い人気を誇っていることを示す。「最後の雄姿」を見ようと、チケットは激しい争奪戦になるのではないか。