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オールスター視聴率が広島地区で連夜の「20%超」が証明する「野球離れ加速」のウソ

 テレビ朝日系列で生中継されたプロ野球オールスターゲームの平均世帯視聴率が、第1戦9.6%、第2戦7.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。

 子どもたちを中心に「野球離れ」が叫ばれて久しいが、1戦目などはあと0.4ポイントで二桁に乗ったことを考えると大成功と言えるだろう。

 テレビ番組制作関係者が語る。

「過去のオールスターゲームの視聴率を振り返ってみると、長嶋茂雄監督と仰木彬監督が指揮を執り、松井稼頭央と清原和博がMVPを獲った1997年には27.7%を記録しています。その後、徐々に数字は低下していきますが、2017年に8.1 %で底打ちしてからは回復基調になっていますね。今年は3月にWBCが開催され、ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』が公開。7月1日からはアマゾンプライムビデオでも配信がスタートし、相乗効果でオールスターにも注目が集まったようです」

 今年はファン投票で阪神の選手が10部門で選ばれたこともあり、第1戦は関西地区で15.8%を記録。第2戦は関東地区こそ7.7%だったが、広島地区では何と23.2%という驚くべき数字を叩き出している(1戦目は23.5%)。

「広島は5連勝で前半戦を2位でフィニッシュしたことや、もともと野球熱が高いこともあって多くのファンがチャンネルを合わせたのでしょう」(テレビ誌ライター)

 地上波のほか、BSやABEMAでの配信中継も鑑みると、かなりの人がオールスターを観戦したことになる。まだまだプロ野球人気はノビシロはあるということだ。

(ケン高田)

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