スポーツ

広島カープ「25年ぶりV」へのイケイケベンチ裏肉声!(2)ムードメーカーはキクマル

20160915z

 監督にノセられた選手たちも、グラウンドで大暴れし、持ち前の明るさとプラス思考を発揮しながらチームの雰囲気をガラリと変えた。特に菊池涼介(26)、丸佳浩(27)の“キクマルコンビ”は、プレーはもちろん、ベンチ裏でもチームに欠かせないムードメーカーとなっている。

「2人がギャグを飛ばし、お互いかわいがっている鈴木や他の後輩をイジる。それは今季、試合前のロッカールームやベンチ裏でお決まりの光景です。キクマルは大ベテランの新井貴浩(39)にも容赦しません。シーズン中盤にはこんなこともあった。試合開始前のベンチで菊池が『新井さん、いつもオイシイところで打ったあとの“ドヤ顔”がすごいですよね』と言うと、すかさず丸も『そうそう!』。これに新井が『やかましいわ!!』とキレるフリをしたのですが、すぐに『こんな顔か?』と言ってスイングしながら“ドヤ顔”をその場で実演して見せたんです。これにはベンチ内にいた誰もが大爆笑だった」(チーム関係者)

 単に「笑い」だけではない。言うまでもなく、要所で締めるところは締める。その役割を主に果たすのが、もう一人のベテラン・黒田博樹(41)だ。今季限りの引退が濃厚視されているが、“遺言”としてか、後輩たちに的確なアドバイスを送っているのだ。チームスタッフの一人が明かす。

「伸び悩んでいた福井優也(28)に、『勝つことばかりにこだわるな。マウンドでは試合を作る意識を持て』との言葉を授けて意識を大きく変えさせました。福井が巨人戦で菅野との投げ合いで2連勝し、“Gキラー”となったのは黒田の助言のたまものですね」

 ベンチに明るいムードがどんどん広がり、貯金30、2位・巨人に12.5ゲーム差(9月2日時点)と、まさにセ界を完全制圧しかかっている。

 そんなカープの現況を羨望のまなざしで見つめているのが、高橋由伸監督(41)率いる巨人だろう。

 7月7日の阪神戦を観戦に訪れた読売新聞グループ本社代表取締役主筆・渡辺恒雄氏(90)が、試合後に「由伸の責任じゃないからな。フロントだよ。補強してないんだから。こんな補強せずに、今の陣容で勝てったって無理だよ」と辛辣なコメントを発した。これは球団フロントにとって、かなり衝撃的だったようだ。

 他球団のスコアラーが嘲笑しながら、指摘する。

「そりゃあ、そうですよ。外国人選手なんか、育成も含めて登録枠をはるかにオーバーする13人(1人退団となり、現在は12人)もかき集めましたが、一軍で働いている助っ人は限られています。故障や不振で二軍落ちせず、まともにフル稼働できているのはマシソン(32)だけですからね」

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
4
「子供じゃないんだから」佐々木朗希が米マスコミに叩かれ始めた「温室育ち」のツケ
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」