女優・広末涼子が7月23日、所属事務所の公式ホームページを通し、夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏との離婚を発表した。
「子供たちの親権につきましては、私が親権者として、これまで通り子供たちと一緒に生活することとしています」
とも報告している。
広末は2010年10月、キャンドル氏と結婚。11年に男の子を出産、15年には女の子を出産。女優として活躍する一方、子育てに奮闘し、昨年にはベストマザー賞を受賞していた。
そんな中、6月に「週刊文春」に報じられたのが既婚者のシェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫。事実を認め謝罪するとともに、無期限謹慎処分が発表された。
通常ならここで騒動は沈静化するはずだが、同月18日、キャンドル氏が単独で記者会見。20日には広末が「週刊文春」に直接電話をして所属事務所への不信感を明かし、22日には鳥羽氏が「週刊文春」に200分の激白をするなど、登場人物それぞれがメディアを通じて思いを語るという異例の展開を見せていた。
そして今回、離婚が発表されたわけだが、一部で報じられていた広末の「芸能界引退」はなさそうだという。芸能ライターが語る。
「離婚の発表は事務所の公式ホームページで行われました。広末が本当に女優を辞めるつもりならば自身のSNSで発信すれば済むことだし、そもそも離婚を報告せず、そのままフェードアウトすればいいだけ。これからも今の事務所で活動していくということでしょう」
またスキャンダル報道後、わずか1カ月半のスピード離婚となったが、
「女優を続けるのなら、事務所も広末自身も早く騒動を終わらせたいのは当然。しかしキャンドル氏は会見で復縁を望んでいるような口ぶりでした。不倫をしたのは広末のほうなので、広末がいくら離婚したくてもキャンドル氏が拒否していればなかなかできない。それがすんなり離婚となった裏には、広末が解決金を支払ったからでは、との話も聞こえてきます」
鳥羽氏のほうはまだ離婚していないようだが、今後、広末と鳥羽氏がどうなるのか気になるところではある。
(鈴木十朗)