俳優の山崎賢人、大沢たかおが8月9日、都内で行われた映画「キングダム 運命の炎」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。大沢の言葉に山崎が涙をこらえきれず号泣する場面があった。
大沢は「キングダム」第1作目で山崎と初共演した際、苦悩する山崎の姿を陰ながら見ていたといい、
「彼はネットとか見ちゃうから、信(主人公)のことを『元気すぎないか』と言う人もいて、ずっと辛かったと思う。誰にも言えないで一人で抱えてやってきた」
と明かした。さらにコロナ禍で撮影ができなかった時期などの苦労をねぎらうと山崎は涙が止まらない様子だったのだが、そんな大沢のコメントでもう一つ注目されたのが、自身の「増量」についてだ。
大沢は同作で大将軍・王騎役を演じ、体重を約20キロ増量したことも話題に。大沢はこれに触れ、
「王騎は人間というか妖怪のようなキャラクター。役作りのためにとにかく食べ続けた。この前、地方の舞台あいさつでそのことをしゃべったら、(自身の所属)事務所に『太り方教えてくれ』と連絡が殺到していて。それはやめてくれと。(過度な増量は)危険なのでね」
と語っていた。
芸能ライターが説明する。
「3日に大阪で行われた同作の舞台あいさつのことだと思います。そこでは『これだけは負けないものはありますか?』との質問に大沢は『体重を上げて落とすノウハウが自分のデータにある』と明言。太りたい人がいたらレシピを送るとして、『僕の通りやっておけば男女問わず王騎みたいになれる』と断言していましたからね。もちろん冗談半分のコメントだったと思いますが、実際に事務所に連絡が殺到したとは驚きです」
世の中に痩せたい人は多いものだが、意外に太りたい人も多いのかもしれない。
(鈴木十朗)