芸能

「ケンシロウによろしく」ドラマ化で松田龍平&西野七瀬のキャスティングに「待った」

 ジャスミン・ギュ原作の漫画「ケンシロウによろしく」の連続ドラマが、9月22日からDMM TVで独占配信される。先ごろ、都内で行われた「『ケンシロウによろしく』#DMM TVまつり~Originai Content Lineup~」に関和亮監督他出演者が登壇し、YouTubeチャンネル〈voice-ヴォイス〉で会見の模様が披露されたのだが、キャスティングに不安を覚える原作ファンの声が相次いでいる。エンタメ誌ライターが言う。

「この作品は、1980年代の若者を魅了し、全世界累計発行部数1億部を突破した人気漫画『北斗の拳』のパロディーです。とある人物への復讐のために、愛読書『北斗の拳』から暗殺拳を学び、屈強な体格に。なのに、なぜか史上最強の凄腕マッサージ師になってしまった男の半生を描く、爆笑必至のコメディーです。お笑いタレントのバカリズムが『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で取り上げた縁もあり、脚本を担当することに。多彩な才能を発揮するバカリズムも、漫画原作の実写化は初めてのようです」

 主人公の沼倉孝一を演じるのは、松田龍平だ。指圧師を目指すも夜は性サービス店で働くヒロイン・坂本里香を、元乃木坂46の西野七瀬が演じる。

「沼倉は設定身長191センチ。対する松田は183センチです。及第点と言える身長差かもしれませんが、原作を知るファンは、身長189センチでマッチョな印象が強い阿部寛をイメージしたのではないでしょうか。沼倉の設定年齢はおおよそ40歳で、この点は松田と合致しますが、『阿部寛が若かったらな~』といった声も。一方、西野が演じる里香は性サービス店で働く設定からも、なかなか豊かな肢体です。元アイドルでスリムな西野がどこまで限界に挑めるか、どこまで演技力でカバーするのかが見ものです」(前出・エンタメ誌ライター)

 先の会見では「何が正解なんですかね」と現場で試行錯誤を繰り返している様子を吐露した西野だが、原作同様、痛快な笑いを届けてもらいたい。

(所ひで/ユーチューブライター)

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