元阪神で野球解説者の鳥谷敬氏が大竹耕太郎投手に苦言を呈し、ネット上では「さすがは鳥谷」との声が上がっている。
鳥谷は集英社オンラインで連載中の「STORIES OF TIGERS ~鳥谷敬の独白~」の中で、今季、現役ドラフトでソフトバンクから阪神へ入団した大竹耕太郎投手を分析。8勝(8月22日現在)をあげている活躍を褒め称えた。
しかし一方、5月27日の巨人戦で7回を無失点で投げきり、その後、近本光司選手が先制タイムリーヒットを放ち思わずベンチで涙した大竹については「泣く必要はなかったのでは」とバッサリ。
さらに大竹が夏の甲子園で藤浪晋太郎投手率いる大阪桐蔭に敗れた際、人一倍泣いていたというエピソードについても、「それならば、移籍後初勝利の時に泣いてもよかったのでは」などとしていた。
大竹にしてみれば、いつどこで涙を流そうといちいち鳥谷氏に指摘される筋合いはないだろうが、ネット上ではそんな鳥谷氏に対し「さすが『野球ロボット』」の声が飛び交っていた。
スポーツライターが語る。
「ファンの間で鳥谷氏は現役時代から真面目すぎるキャラで知られ、 『鳥谷ロボ』などと言われていました。プレー中はまったく感情を表に出すことなく淡々とこなし、まるで野球マシーンのようでしたからね。大竹の号泣ポイントがピンとこないのも頷けます」
もし今後、阪神の監督に就任するようなことがあれば、超ドライな采配が展開されるのかもしれない。
(ケン高田)