スポーツ

岡田阪神がイヤでも気になる「2位と直接対決7試合で7ゲーム差」の15年前と完全一致

 夏の長期ロードを18勝5敗で終えた阪神。優勝マジックは「21」で2位広島とのゲーム差は「7」。ロード最終戦となった8月27日の巨人戦(東京ドーム)は4-2で敗れたものの、岡田監督は「数字的には出来過ぎ。こっちが何もせんでも、選手がみんな(役割を)分かってきた。まだ強くなると思うよ」と満足気に話していた。

 そろそろ優勝も見えてきたように思えるが、29日放送の「す・またん!」(読売テレビ)に出演した阪神OB鳥谷敬氏は、優勝の確率と不安材料について話している。

 阪神の「アレ」の確率を聞かれた鳥谷氏は「90%」と回答。では残り10%の不安要素は何かというと、広島との直接対決が残り7試合あることだという。

「7試合で7ゲーム差なので7連敗したらゲーム差なしですよね」と鳥谷氏。これにスタジオの出演者らは「ない!ない!」と否定すると、番組は過去のデータを紹介した。

 その内容は、今年8月28日時点で1位阪神と2位広島のゲーム差は7.0。2008年8月28日時点でも首位の阪神と2位巨人のゲーム差は7.0だったが、この年、阪神は巨人との残りの直接対決7試合に7連敗し、優勝を逃したというものだ。

 08年、第一次岡田彰布監督時代に現役選手だった鳥谷氏は、

「まだまだこの時点では世の中も自分たちも余裕があるんですけど、2つ、3つ負け始めてゲーム差が縮まってくると、追っていく側が有利。そういう意味では、直接対決7試合でしっかり勝てれば間違いないと思うんですけど、不安要素としては08年の経験があるので…」

 と、流れが変わり苦手意識が出ると、上にいるチームのほうが意識してしまう怖さを語った。ただ、

「岡田監督はこのときの経験をしているので、ピッチャーを温存するなど最後に失速したのをイメージしてシーズン始めからやっている。(同じようには)ならないと思いますけどね」

 と楽観的な見方もしていた鳥谷氏。警戒すべき広島との次の直接対決は、まず9月8日からの3連戦があるが、岡田監督としてはその初戦をぜひとも取りたいところだろう。

(鈴木十朗)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
2
東京ドームで観客半分の「プレミア12」にサッカーファンが「シラケる」挑発バトル
3
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ
4
「反大谷翔平」の上原浩治に「直球質問」をぶつけたら返ってきた「絵文字」が…
5
大谷翔平「3度目のメジャーMVP」でもかなわない「凱旋帰国」の高すぎるハードルと「出禁」問題