シアトルで育ったアメリカ人でありながら、日本で活動する芸人アイクぬわらに、スキャンダル報道が相次いでいる。
8月25日、アイクは約7年間レギュラーを務めた子供向けバラエティー番組「おはスタ」(テレビ東京系)を突如として降板。直後に、未成年の共演者である「おはガール」を自宅に連れ込んでいたと報じられた。この報道を受け、自身のSNSで軽率な行動を謝罪したアイクは「私は誓って指一本触れておりません」と潔白を主張している。
そんな中、9月1日に「文春オンライン」が報じたのが、アイクの知人女性による「性的要求」証言だ。アイクの自宅に複数の女性を招いて行われた飲み会で突然、アイクが下半身を露出。彼女にタッチするよう要求してきたという。さらにアイクは「俺は外国人だから」「これはスキンシップだから」と性的要求を正当化する発言を連発していた、とも明かされている。
こうした報道でクローズアップされているのが、アイクが自らの「ムスコ」に名付けている「シゲちゃん」なるニックネーム。「シゲちゃん触ってよ」と言われた女性は「ちなみにシゲちゃんの由来は松崎しげるさんだそうですが…」と、命名に関するエピソードまで紹介している。
いったいなぜ、アイクは自らのムスコに松崎の名前を付けたのか。アイクと親しい男性芸人が明かす。
「もともとアイクは松崎さんが大好きで、SNSのカバー画面にツーショット写真を設定しているほど。ナイジェリア系アメリカ人である彼は、芸人になる前から『黒すぎる日本人』の松崎さんに親近感を覚えていたそうです。アイクが自分のムスコを『シゲちゃん』と呼んでいる理由は『色合い』と『質感』が似ているからとのこと。10年ぐらい前から定番の持ちネタですよ」
今となっては笑えない「シゲちゃん」ネタであった。
(山倉卓)