ゴジラ生誕70周年記念映画であり、令和初となるシリーズ最新作「ゴジラ-1.0」が、11月3日に公開される。これに先立ち、9月4日に都内で完成披露会見が行われ、キャスト情報が解禁となった。主演・神木隆之介、ヒロイン・浜辺美波、山崎貴監督、市川南プロデューサーが登壇したのだが、
「ご存知の通り、浜辺は庵野秀明脚本・監督の映画『シン・仮面ライダー』にもヒロインとして出演しましたが、評判があまりよろしくない。興行収入は23.2億円と善戦するも、同じく庵野作品の『シン・ゴジラ』(2016年)の82.5億円、『シン・ウルトラマン』(2022年)の44.4億円と比べると、どうしても見劣りする。作品がコケた印象すらありました。それだけ庵野作品に対する世間の期待度が高いということです。浜辺に責任はないのですが、同じ年に日本を代表する2大キャラクター映画のヒロインになっているわけで、新作にもイヤな想像を膨らませてしまいます」(映画関係者)
オリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉では9月5日、会見の模様が一部公開されている。神木と浜辺が今、NHK連続テレビ小説「らんまん」で夫婦を演じていることもあり、プロデューサーの市川氏が、
「なかなかこのコンビってのは、いないんじゃないかなと。映画の歴史だとちょっと古いですけど、山口百恵さんと三浦友和さんのコンビが映画を作ったように、この2人も令和の名コンビが誕生したなという思いで、私はゴジラを見ていました」
神木と浜辺は愛想笑いを浮かべ、会場には微妙な空気が流れた。「令和の名コンビ」の力で大ヒットとなるか。
(所ひで/ユーチューブライター)