ジャニーズ事務所がジャニー喜多川氏の「悪行」を認めたことで、企業CMを中心に「ジャニーズ離れ」の動きが始まった。ところが、その真逆をいくのがテレビ朝日だ。
新社長の東山紀之が突然、予告なしに番組降板した9月10日の報道番組「サンデーLIVE!!」で、9月7日の会見の話題を全スルーした。台風情報やバスケットボールW杯日本代表の活躍はしっかり報じたにもかかわらず、だ。在京テレビ局関係者が言う。
「同じ日に放送された『シューイチ』を制作する日本テレビも、ジャニーズとは『24時間テレビ』を筆頭に、ズブズブの関係で知られます。しかし『シューイチ』に出演するKAT-TUNの中丸雄一は『ジャニーズ事務所はあえて、いばらの道を選んだと受け取っている』とコメント。当然ながら、会見内容にも触れました。余計にテレ朝の『ジャニーズ蜜月ぶり』が際立ちましたね」
テレビ朝日の報道番組ではこのほか、中居正広が出演する「ニュースな会」の9月9日放送分でも会見については一切触れられず、驚きの声が上がった。前出の在京テレビ局関係者は、
「今回は舵取りを誤れば、メディアとして即死レベルに達するほどの問題。テレ朝は時流と逆張りを選んだ」
忖度はほどほどにした方がいいのでは…。