太川陽介と村井美樹がバスと鉄道にわかれて戦いを繰り広げる「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」の最新回が、9月20日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送される。通算成績は8勝8敗の五分。勝ち越しを狙って激しい戦いが繰り広げられることになりそうだ。
ただし今回は、太川が圧倒的に有利との声が番組ファンから上がっている。理由はルート設定にあるとテレビ誌ライターは言う。
「スタートが山梨県の清里でゴールは静岡県の修善寺。太川はこの逆ルートを、元祖バス旅で2度も経験しているんです。2014年の第18弾では御殿場から河口湖駅、韮崎駅を経由して小淵沢駅まで行きました。その後にリニューアルした19年のバス旅の第6弾では、静岡の三保の松原をスタートして清里がゴール。当時とはバス事情が変わっているかもしませんが、それでも経験しているのは有利ですね」
番組の公式HPでは「両チームの前に立ちはだかるのは富士山。右から通り抜けるのか、左から通り抜けるのか、言わずと知れた日本一の山をどう攻略するのかが勝負のカギとなる!」とされているが、この点でも太川が有利だ。
「2回の旅はどちらも東側のルートを選んでいる。西側はバスのルートがなく、東側を行くしかなかったんです。今回、太川は迷うことなく東側を選ぶはずです」(前出・テレビ誌ライター)
最近の太川はミスをすることが多く「バス旅のプロ」とは呼べないという指摘もあるが、今度こそ見事な乗り継ぎ術を見せてくれるはずだ。
(鈴木誠)