「すごくモヤモヤする」
そんな心境を明かしたのは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳だ。9月24日の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演すると、20年来の友人であるというガーシー被告について口を開いたのだ。
元参院議員のガーシー(東谷義和)被告は、動画投稿サイトで綾野剛らを繰り返し脅迫した罪などに問われて逮捕・起訴され、9月19日に初公判が東京地裁で開かれた。起訴内容について「間違いありません」と述べて謝罪したガーシー被告だったが、「脅迫に常習性はない」と、起訴内容を一部否認した。田村は、
「悪いことをしたと裁きを受けたら、罪を償ってほしい」
そう心境を明かした上で、「モヤモヤ」の中身を次のように語ったのである。
「ガーシーがやってたことって、そこに真実性がどれくらいあったのかが気になる。暴露は暴露なんだけど、言ってることが本当だったのか否か…」
田村はさらに、ガーシー被告がBBCよりも早く、ジャニー喜多川氏による性被害を告白した元ジャニーズJr.カウアン・オカモト氏と対談したことを取り上げると、この大問題に最も早くメスを入れたことを指摘した。フリーアナウンサーの神田愛花も、田村に追随。
「今回の裁判で被害者側にあたる方たちが、暴露された内容の真偽について何も話をされていない。それが本当だったのかウソだったのかというところが、スゴく気になる」
芸能記者が言う。
「綾野に関してガーシー被告は、酒グセや女グセの悪さ、NMB48の未成年メンバーに手を出したこと、不倫や暴行事件などを暴露されています。はたしてこれらが真実なのか、まったくのデタラメなのかといった部分は、ガーシー被告の罪とは別に、気になってしまうのは仕方がないところ」
ジャニーズ性加害では真実の追及を行った形のガーシー被告だけに、綾野の件があながちデタラメではないのでは、と考える向きは少なくないようだ。裁判を通じ、はたしてこれらの疑惑の真偽が明らかになることはあるのか。
(石見剣)