携帯電話を複数台持ちする芸能人は多い。iPhone15発売を機に、その意外な理由が次々と明かされた。
「ワイドナショー」(9月24日、フジテレビ系)に登場したロンドンブーツ1号2号の田村淳はまず、1台は自身の本来の電話番号で、2台目については、
「アンチ対策用。この電話番号を言うから直接話そうぜ、っていう」
2台目に実際にかかってくることがあるといい、
「かかってくると、必ず仲良くなる。かけてくる人は、そもそも歩み寄る気があるアンチなんで。ビビってるアンチは全然かけてこない」
アンチにも2種類いたのである。
続いては、フットボールアワーの岩尾望。1台目をなくした時の緊急用で2台目を持っているとした上で、
「電話番号を知られたくないけど、電話番号を伝えないと予約できない店とかあるじゃないですか」
イタズラ電話は全くないといいつつも、ホテルのチェックイン時には、
「(本来の電話番号を)知られたら嫌だから、2台目の番号を書く」
どうしても本来の電話番号を書かなければならない場合はどうするか。田村は「マネージャーの番号を書く」で、神田愛花は「(ホテル予約は)仕事ではマネージャーがチェックインしてくれる。プライベートでは自分の番号を正直に書いている」だとか。ナルホド。
そんな中、MCの東野幸治は少し前までウソの電話番号を書いていたと告白した。なぜかといえば、
「ゴルフ場で千葉に行って、受付の人が『東野さんですね、いつも見てますよ』と言ったら、勝手な偏見ですけど『この人、イタズラ電話かけてくるんだろうな』と思ってウソ書いたんですよ。田舎の子だからイタ電かけてくるんだろうなと思って」
共演者から「偏見が過ぎるよ」とたしなめられる東野だったが、ある時、うっかり本当の番号を記入してしまう。ゴルフをしながら「ホンマのやつ書いてもうた。千葉のあの子だからイタ電かけてくるのかな」と思いながらラウンドしていたのだが、もちろん、いっさいかかってこない。「世の中には俺にイタズラしようとするやつはいてないんかな」と思い直すと、以降は本当の番号を書くようになった東野。その後のイタズラ電話事情はというと、
「まぁ、かかってこない」
そりゃそうだろう。
「業務上で知った他人の電話番号にイタズラ電話をかけたら、仕事をクビになる可能性もありますからね。まともな人はイタ電なんてしないでしょう」(テレビ関係者)
とはいえ、有名人は心配が尽きないのである。
(石見剣)