10月2日に再度の記者会見を開いたジャニーズ事務所は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」になり、性被害者への補償専門会社として機能。役目を終えた時点で廃業する。
これとは別に新会社を設立し、タレントとはエージェント契約を結ぶことも発表された。新社名はファンクラブを通じて公募するという。
「SMILE-UP.」は2018年に立ち上げた社会貢献プロジェクト「Johnny’s Smile Up ! Project」にちなんだもので、ジャニー喜多川氏の存命中に命名された。
これには、藤島ジュリー景子氏が宣言した「ジャニー喜多川の痕跡をこの世から消し去る」ことにはならないのでは、との指摘が出たほか、被害者の補償とスマイルという言葉のギャップも取り沙汰されている。
いや、それどころか、とある食品メーカーの商品と同じ名称だと判明したことで、とんだ「風評被害」が懸念されているのだ。
それは「プリマハム」が9月に発売した商品シリーズ「スマイルUP!」。ハムやベーコンのパック商品で、「手軽に一枚 おいしさアップ! 気分もアップ」をコンセプトにしている。
前回の会見で「俺のソーセージを食え」などとセクハラ・パワハラに及んだ疑惑を指摘された東山社長は、今回の会見でセクハラを否定したが、
「その東山社長の新社名が、ソーセージも扱う食品メーカーの新商品と同じになるとは、なんとも皮肉な…。メーカーの社員も頭を抱えているのでは。新たな風評被害も懸念されます」(芸能関係者)
2度目の会見で「スマイルアップ」とはならなかったのである。
(石見剣)