「私自身は被害を受けたことがなく、受けている現場に立ち会ったこともなく…」
そう発言したのはジャニーズ事務所の新社長、東山紀之。9月7日の会見の席でのことだった。
東山は自身の性加害について問われて「覚えていないことの方が多くてですね、もしかしたらしている可能性もあるし、していないかもしれないし」とあやふやな発言。「若気の至りがあったり、その時の自分の幼稚さであったりとか、そういうものもあったとは思うんです」と言い訳がましい発言を連発していた。
そんな東山が若かりし頃のパワハラ、イジメまがいの言動が「週刊文春」で明らかにされている。
記事によると、東山は後輩にマッサージを強要したり、自身の外車のホイールを掃除させたり。仲間の胸ぐらをつかんで恫喝したりと暴虐三昧で、事務所の元後輩からは「はっきり言って、尊敬できる先輩ではありませんでした」と言われてしまう始末だ。
記事には東山の過去の女性遍歴についての記述もあり、南野陽子、牧瀬里穂、深田恭子、内山理名らと浮名を流した、とも。
「中でも目を引いたのは、藤島ジュリー景子前社長との関係ですね。2人は1966年生まれの同い年で、交際報道があったのは21歳の時。少年隊のレコードデビューから丸2年が経った頃だったと記憶しています」(芸能記者)
東山と、上智大学4年生だったジュリー氏の深夜デートが報じられたが、ジュリー氏の方が東山に夢中だったとされる。
「そういえば会見の時、真剣な表情でメディアの質問に答える東山の隣で、彼を見つめるジュリー氏の視線は、なんとなく女性を感じさせる生々しいものでしたね。もしかすると、東山への思いはまだ完全に消えてないのかも…」(前出・芸能記者)
今後、東山社長自身が過去の性加害やパワハラ疑惑に答えていくことになるだろうが、いったい何と釈明するのか、見ものなのである。
(石見剣)