ジャニーズ事務所が10月2日、二度目の記者会見を開き、東山紀之社長が社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更することを発表。案の定、ツッコミの嵐が巻き起こっている。
東山の説明によればジャニーズ事務所は「解体」し、「SMILE-UP.」に社名を変更。今後はマネージメント業務から撤退して被害者の補償に携わり、終えた時点で閉じる方向という。一方でエージェント会社を設立し、所属タレントが個人やグループで作る事務所と個別に契約する体制を整える。
しかし、その発表を受けたファンからは、新社名に「ネタなのか?」「ちっとも笑えない」と厳しい指摘が飛んでいるのだ。芸能ライターが語る。
「伝えられているところによると、新社名は約6つの候補から最終的に2つに絞られ、最後には『J』の文字まで外し実績のあるプロジェクト『スマイルアップ』が採用されたという。同プロジェクトは2018年に立ち上げたもので、コロナ禍に医療従事者に3億6000万円相当の物資を提供しています。社会的にイメージの良い社名にしたのでしょうが、この事業自体にジャニー喜多川氏の息がかかっているため、違和感の声が出て当然です」
概して不評なわけだが、「スマップ」と略することができることから「SMAP」ファンの間では喜ぶ声やら「辛い」と批判の声も飛び交う始末。いずれにせよ本題は、社名変更より旧態依然の企業体質を変えることができるかだ。果たしてファンもタレントも被害者も、最終的に心から「笑顔」になれる時がくるのだろうか。
(ケン高田)