東山紀之(56)が、ジャニーズ事務所の新社長に就任し、芸能活動は年内で引退すると発表した。
これまでの事務所に守られる側から、自分が守る側になり、さらにトップに就いたことで、矢面に立たされ、過去の醜聞を暴かれる可能性も大きくなった。
ジャニーズJr.時代に「少年隊」のバックダンサーも務めた「当事者の会」副代表の石丸志門氏(56)は、記者会見の前に、早くも「過去の悪行が出る」と予言していたが。
「過去に出版された書籍では、後輩Jr.に対してのパワハラ・セクハラ行為などが具体的に報じられている。会見で、その部分を問われた東山は『したかもしれないし、していないかもしれない。自身の記憶を呼び起こすのが困難』と回答するのが精いっぱい。また森光子さんへの性接待や遺産相続について言及される一幕もあった。新社長になったばかりなのに、実は被害者ではなく加害者だったという疑惑が大きくなれば、果たして再興を目指す企業のトップに適任だったのか、批判と疑問が上がるのも当然でしょう」(芸能関係者)
東山は「人類史上最も愚かな事件」「鬼畜の所業」と厳しい言葉でジャニー喜多川氏を非難したが、その一方「ジャニーズ事務所」の名称変更は、当面行わないまま、改革に取り組む方針を示した。
「この光景は、まるで日大の理事長に就任した林真理子氏(69)と同じに見えました。結局、〝お飾り〟になってしまうのでは、と。本当に風通しがよくなるのか。期待よりも不安の方が大きい」(前出・芸能関係者)
記者会見の間、ネットでは妻の木村佳乃(47)もトレンド入り。
木村は現在、出演中のドラマ「この素晴らしき世界」(フジテレビ系)で、芸能プロの社長を演じている。
「ドラマでの社長役もお飾りなんです。実権を握っているのは古参幹部で、芸能プロならではの隠蔽や忖度が日常的に行われる様子を描いている。東山の社長就任は8月初旬頃に決まったそうだが、まさかドラマと現実がリンクするとは、木村も想像だにしなかったでしょう」(テレビ関係者)
木村といえば、工藤静香(53)、瀬戸朝香(46)、宮??あおい(37)といった錚々たるジャニーズ妻たちの中でも好感度が高く、夫婦仲もいいことで知られる。
「社長就任は8月初旬に決まったようだが、木村は痛くもない腹を探られることを危惧し『社長の肩書なんていらない』と、当初は猛反対したそうです。普段はお互いの仕事には口出ししないのに、さすがに性犯罪企業のトップになることで、2人の娘への影響も懸念したようです」(前出・芸能関係者)