今月11日に放送された日本テレビ系朝の情報番組「PON!」で、元モーニング娘。の辻希美(27)が「私“段ボール娘。”でした」と切り出した。続けて「デートの際は、友達が協力して、私が段ボールに入って(マンションまで)運んでもらってました」と、夫・杉浦太陽(33)との結婚前の交際秘話を赤裸々に明かしたのである。
さらには、「(夫は)私じゃなくて、よっしー(吉澤ひとみ)が好きでした」とあけすけトークを続けて盛り上げた。
これまでもテレビ番組での過激な発言や、ブログに綴られた母親らしからぬ軽はずみな行動がたびたびバッシングの対象となり、最近では“炎上タレント”としても知られる辻。だが、その一方で同時期にモー娘。で活躍した安倍なつみや後藤真希、矢口真里、加護亜依らが露出を減らす中、実は“1人勝ち”の状況が続いているという。
「モー娘。時代の辻さんは、そこそこ世間の認知度はあったものの、ハッキリ言って安倍さんや後藤さん、加護さんには人気の面では及ばなかった。矢口さんの後塵を拝すほどで、今の活躍ぶりは正直想定外でした。現在では、そんな彼女を支持するファンが増える一方で、アンチも増加。そのアンチファンたちの過激なバッシングも含めて、結果的には話題性のあるタレントとして重宝されているんだと思います。結局、番組側にしてみれば彼女の出演が話題になるのが一番。最近では好感度の高いタレントだけでなく、“炎上タレント枠”をうまく活かす番組作りが流行っていますからね」(某民放テレビ局編成スタッフ)
まさに時代のニーズにマッチした存在となっている辻だが、その原点はブログにあるとか──。
「辻さんのブログはこれまで何度となく、アンチファンの標的になり炎上を繰り返してきましたが、その結果、アクセス数が大幅アップ。一説には広告収入だけで数千万円の稼ぎになっているとも言われています。本人が当初から“ブログのアクセス数アップ”を狙ってわざと叩かれるような書き込みをしていたのか、優秀なブレーンがいたのかどうかはわかりませんが、最近では狙って過激なことを書いているフシがありますね」(同テレビ局編成スタッフ)
今やすっかり「炎上タレント界の星」となった辻だが、今後はどんな発言や書き込みで世間の注目を集めるのか。そのマーケティング力には見習うものがあるかもしれない。