巨人やメジャーで活躍した野球解説者の上原浩治氏が情報番組「サンデーモーニング」(TBS系)を欠席した。
11月5日の放送では、元中日監督の落合博満氏と元DeNA監督の中畑清氏が出演。日本シリーズの勝敗について問われると落合氏は「野球は楽しく見ればいい」と「オレ流」の持論を展開。中畑氏から「予想しろよ~。ファンは期待しているよ」というツッコミが入ると、「解説者はどっちを応援するとか、そういうのは俺の主義に合わない」とキッパリ。苦虫を噛み潰したような中畑氏のリアクションにスタジオからは笑いが巻き起こった。
2人のやり取りに視聴者からは「2人の絡み面白すぎw」「いいコンビだな~」などといった声が上がっていたのだが、レギュラー扱いの上原氏は10月1日の放送から欠席が続いており、「ご意見番なのにどうして…」とヤキモキさせている。
テレビ誌ライターが語る。
「上原氏はこれまで佐々木主浩氏や江川卓氏、掛布雅之氏らとコンビを組んで番組出演していましたが、視聴者のウケはイマイチのよう。ワールドシリーズの胴上げ投手になるなど実績は十分なのですが、高齢視聴者の多い『サンモニ』では今ひとつ大物感に欠けますからね。落合氏と中畑氏は2人とも監督経験者で、気の利いたコメントも多い。視聴者ウケを考えた結果、自ずと出演が減少しているのではないでしょうか」
番組では当初、張本勲氏の後継として上原氏の「ご意見番」ぶりが期待されていたが、世間の批判を気にしてかどっちつかずのコメントが多く、大事な日本シリーズ時期も不在。「サンモニ」では司会の関口宏が来春に勇退するが、一緒に上原氏も消えるかもしれない。
(ケン高田)