有働アナ、嵐とともに、大みそかに行われる第65回NHK紅白歌合戦の司会を務めることとなった女優の吉高由里子。全話平均視聴率22.6%の高視聴率を叩き出した朝ドラ『花子とアン』の主演を努め、過去10年での最高記録を更新した功績は、記憶に新しい。
一方、同じく大手芸能プロ・アミューズに所属する上野樹里もまた、来年1月期の連続ドラマ『ウロボロス』(TBS系)でヒロインを務めることが発表された。
実はこの二人、04年に所属していた当時の事務所ごとアミューズへ移籍しているのだ。
「2011年に上野が『江』で大河ドラマ主演、今年は吉高が『花子とアン』で朝ドラの主演ですからね、大きな収穫です。二人とも『天然』とか『問題児』などと言われていますが、中身はかなり違います。上野は作品を選びますし、事前に自分の役だけでなく周りの役の人物像まで想像し、その世界に入り込みます。『天才』と言われ、自分の作った世界観を押し通し、プレッシャーも感じないようです。難易度よりも自分が挑戦したい役しか受けないため、今回も刑事役には抵抗があり断ろうとしたものの、作品の魅力を語ったプロデューサーの熱い思いに打たれ、出演する事になりました」(テレビ局関係者)
別の関係者は、女優としての性格が違う吉高についてこう話す。
「吉高は作品を選びません。事前の役作りはほとんどせず、その場で監督の要求に応える感じです。ただ、プレッシャーを感じるタイプらしく、主要な役柄で出る際は常に悩み、睡眠不足になる事も多いようです」(芸能関係者)
上野が「生涯女優」と言っているのに対し、「数年後には辞めてるかも」と話しているという吉高。どこまでも違う二人の性格を物語っているかのようだ。