スポーツ

藤浪晋太郎が「ノーコン病」の悪循環から立ち直れた理由

 オリオールズFAの藤浪晋太郎投手が、11月13日放送のカンテレ「newsランナー」に生出演。メジャー1年目を振り返り来年の展望を語っていた。

 藤浪は昨オフ、阪神からアスレチックスに移籍。当初は先発として起用され不振に苦しんだが、中継ぎ転向後は徐々に復調。7月中旬にオリオールズに電撃トレード移籍すると、救援投手としてア・リーグ東地区優勝に貢献した。メジャー1年目の今季は計64試合登板で7勝8敗2セーブ、防御率7.18の成績だった。

 アスレチックスでの先発時代は突如としてストライクが入らなくなり四球を連発するシーンが何度もあり、「ノーコン病」などと大ブーイングを食らっていた藤浪。当時については、「そんなに甘くないとはもちろん思っていたんですけど、それにしても悪すぎだろうと」と回顧。その要因にメジャーのバッターを意識しすぎたことを挙げ、「キワキワのいいところに投げないと打たれると。力みだとか、コントロールが良くないのに隅っこに投げないと、と思っているのが、余計に四球を出してカウントを悪くして打たれるの繰り返し」と説明した。

 当時、周囲から「ボールはエグいから、とりあえずストライクゾーンに投げ込んでおけばいい」と言われ、最初は「そんわけないやろ」と思っていたが、6、7月頃から自分でも本気でそう思えるようになったという。最終的にオリオールズの地区優勝に貢献し、シャンパンファイトも経験した。

 来季については先発へのこだわりはあるものの「先発の契約ってそう簡単には取れない。来年もたぶん中継ぎをやることになると思う」としていた藤浪。FAでどんなユニフォームを着てプレーするのか、楽しみにしたい。

(鈴木十朗)

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