エンゼルス・大谷翔平選手が右肘靱帯の損傷で今季「投手」を断念した一方、好調なのがオリオールズ・藤浪晋太郎投手だ。9月6日(日本時間7日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦で8回に3番手として登板し、味方の拙守で3塁打を許したものの1回1安打無失点の1奪三振。チームは10―3で勝ち、5連勝に貢献した。
前日も1点差の延長10回に8番手で登板。1回をわずか9球で無失点に抑え、ブランドン・ハイド監督に「俺たちのフジ。私たちが求めているものを体現してくれた」と大絶賛されている。
制球力が課題とされてきたが、これで10登板連続で無四球。そんな好調の藤浪だが、6日の試合後には自身のインスタグラムを更新。ストーリーズにオリオールズ球団公式SNSの勝利報告写真をアップし、写真上に「藤浪は/回被安打/無失点でした。」「なお、オリオールズは勝ちました。」と記し、大きな文字で「なおオ」と加えた。
これにはSNS上で「なおオ面白すぎる」「藤浪のインスタなおオで草」「こいつ好きや」などの声が上がっていた。スポーツライターが説明する。
「藤浪のインスタといえば、7月に上下紺色のTシャツとズボン姿で歩く画像に『誰が濃紺(ノーコン)やねん』と文字が添えられ自虐し、神経質そうな見かけによらずギャグ好きではある様子。ただ、今回の『なおオ』はもちろん大谷選手の『なおエ』のパロディーなわけですが、一部の大谷ファンからは『調子に乗りすぎるなよ』などと指摘されプチ炎上しています」
SNSでも投手としても、炎上には気を付けてもらいたいものだ。
(鈴木十朗)