元衆院議員でタレントの杉村太蔵が先ごろ出演した「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)で、フィギュアスケーターの羽生結弦の離婚についてひと言物申す場面があった。
番組では、11月17日に自身の公式SNSで結婚からわずか105日で離婚を発表した羽生が話題に。その声明では、過熱報道、誹謗中傷、ストーカー行為に悩んでいたことを明かしていた。
MCの今田耕司は「今ピークなんちゃうん?とにかく年内は耐えたら…。次の年になったら少し流れが変わるんちゃうかなって」と早い決断を惜しんだ。
対し杉村は、「批判する気はないですけど」とした上で「誹謗中傷やストーカー行為なんて犯罪行為ですから、普通だったら警察に相談すると、僕だったら思ってしまう」とコメント。続けて、こう疑問を呈したのだ。
「過度な取材がある、誹謗中傷やストーカー行為がある。だから君を守るために離婚しようって、僕が娘の父親だったら『どうゆうこと?』って。愛する人を守るために君とは離婚する、君の自由を守るためって、そんなにパキッと理屈合いますか?」
これを受けスタジオ内では、別れたくて別れるのではなく、ストーカー被害などをなくすための「フェイク離婚説」が語られ、杉村も「それだとしたら大変申し訳ない。私の想像を超えている」といったん謝罪。しかし改めて、
「いやいや、単純に嫌になっただけじゃない? いろいろ書いてるけど、やっぱ結婚してみて、違うなコレと。そういうことあるよ」
とぶっちゃけ、今田から「『違うなコレ』でこの巻き込み方は、さすがにない」と反論されていたが、そんな杉村氏の発言にネット上も反応していた。エンタメ誌ライターの話。
「羽生の離婚はファンの多い中国でも話題になり、SNS上では『彼は奥さんのことを必死に守ろうとしたんだね』といった肯定的な声があった一方、『本当にメディアのせいなのか? ほかに言えない真の理由があるのでは?』などの厳しいコメントもあったとか。今回の杉村の発言に対しても、日本のSNSでは意外に同調する声は多いようです」
真実は当事者にしかわからないが、結婚、離婚ともに電撃だっただけに、世間に与えたインパクトは大きかったようだ。
(鈴木十朗)