元巨人で現在はYouTuberとして活動している笠原将生氏が11月26日、自身のXを更新。DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝外野手に苦言を呈したことが物議を醸している。
笠原氏は「今頃選手間であいつやばいなって絶対なってるわ」と切り出し、「ドラフト指名されてから、すぐだったり、1年は新聞やニュースがルーキーの事を記事にするからルーキーは調子に乗りがちなんよな 活躍したら何も言われなくなるシステムなんやけどな まだ早いわ」と指摘。DeNAの大田泰示に「まじ負けんなこいつに」とエールを送った。どうやら笠原氏は、度会の「歌手デビュー」がお気に召さなかったようなのだ。
スポーツライターが語る。
「度会は25日に横浜スタジアムで行われたファンフェスティバルの新入団選手紹介で、アニメ『ONE PIECE』の初代オープニング曲『ウィーアー!』を披露し、スタンドを大いに沸かせました。拍手をあおるなど歌手顔負けのパフォーマンスで、とても21歳の新人とは思えませんでしたね。確かにルーキーにしては場慣れし過ぎたノリノリぶりで、一部のファンからは『やり過ぎ』を指摘する声があったのも事実。笠原氏にしてみれば、もう少し謙虚な姿勢でいろと言いたかったのでしょう」
ところが、そんな笠原氏の発信を見た人の多くは、冷ややかな反応だった。
「笠原氏は2008年にドラフト5位で巨人に入団し、14年には中継ぎとして活躍。しかし15年に野球賭博に関与していたことが発覚し契約を解除され、球界を追放されている。14年のブレイクからの転落は『調子に乗った』と見られても仕方がなく、『賭博で消えた人が言ってもなぁ』と失笑混じりのツッコミが出て当然です」
度会への苦言がとんだやぶ蛇になってしまったようだ。
(ケン高田)