11月30日、女優の満島ひかりが38歳の誕生日を迎えた。
2018年に実力派俳優を多く抱える大手プロから独立して、現在はフリー。女優業のみにこだわらず、広く表現活動を展開している。テレビでその姿を見る機会は減っているが、実に精力的。
「昨年はNetflixオリジナルドラマ『First Love 初恋』が大好評に。今年は様々なアーティストとコラボレーションするレーベル『rhapsodies』を設立し、早速、かつてFolder5の同僚であった三浦大知とのシングルを配信。この10月からは、U-NEXTで劇団ひとりと共演のコント番組『ひとりとひかり』が配信されており、こちらではコメディセンスを炸裂させています」(芸能ライター)
15年に「週刊現代」の企画「いま日本で『本当にうまい役者』ベスト100」で、女優編1位を獲得した満島。NHK Eテレ放送中のアニメ「アイラブみー」でも、その力を存分に示している。
「小さい子供が心や体に対して持つ疑問を、5歳の主人公が自己探求していくアニメ。その主人公の『みー』をはじめ、登場する50人ものキャラクターを、なんと満島ひとりが声で演じ分けています。これが実に見事で魅力的なんです」(前出・芸能ライター)
事務所から独立後、「マツコ会議」(日本テレビ系)に出演した満島は「やっぱ型にはめられるのが一番苦手。私は…すぐ逃げたくなっちゃう」と自分の性格を打ち明け、自分と似ているとしていたマツコ・デラックスはそんな彼女を「クソババアみたいな性格」と表現。フリーが向いているとも予言していたが、今後もそんなクソババア気質でますます活動の幅を広げていくのだろう。
(露口正義)