紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)が4年連続5回目にして、「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」(12月9日=日本テレビ系)で優勝した。今年、活動拠点を地元の関西から東京に移して大願成就となった。
熊元は、真っ赤な口紅の超メガボディでインパクト大。性の欲求が強いことを自認している。在阪時代からの趣味はホストクラブ通い。上京後はさらに質の高いホストを東京・歌舞伎町で見つけてしまい、月1ペースで女に戻れる時間を買っている。ホストといえば「頂き女子りりちゃん」のパパ活詐欺に端を発した悪質ホスト問題が取り沙汰されたが、熊元は自分の担当(=ホスト)は良質だと信じて疑わない。
「担当の誕生日で、2時間弱で22万円ほど使ったことがありますが、ひと晩の最高額はそこ止まり。これまでの累計でも100万円に達していないから、ほかの姫(=常連女性客)から比べると『太客』ではない。彼女の場合は、ワンピースやばっちりメイクの完成形で来店する姫と違って、あえてステージ衣装と同じオーバーオールで行くらしい。トイレのために離席しようとすると、担当が肩ひもを外してくれる。こういう心づかいが、ぽっちゃり姫の財布をつかんで離さないようです」(芸能ライター)
ビジター価格で安飲みしたとき、あまりにも楽しすぎて店のロビーでニュージーランドのマオリ族の民族舞踊であるハカを踊ってしまった。ほかのホストはドン引きだったが、1人だけが一緒に踊ってくれた。「この子をこれから指名しよう」と決意して、次回来店。心の癒やしにつながった。
「大阪のころにもホスト遊びはしていたそうですが、関西は笑いやトークで回していく傾向が強い。でも歌舞伎町は、徹底して仮想彼氏を貫くスタイル。『何してたの?』『ずっと×××のことを考えてたよ』といったうわべのトークが、今は楽しくて仕方がないようです」(前出・芸能ライター)
実話すべてがネタになるのが芸人の世界。熊元にとってホストクラブは、半分ガチ恋で半分芸の肥やし。担当とは、「THE W」で優勝したら450万円もする超高級ブランデーを入れることを約束しているという。
(北村ともこ)