デトロイト・タイガースと契約を結んだ前田健太が、クリスマスに向け新たなオリジナルTシャツを自身のオンラインストアで販売すると発表した。
マエケンが描いたサンタやツリーの絵がプリントされた真っ赤なロングTシャツで、300枚の限定販売。来年の干支である龍の絵のステッカーにサインを入れてプレゼントされ、収益はすべて寄付するという。
前田の絵は独自の画風で「ヘタウマ」と表現されることも多い。毎年、「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「絵心ない芸人」に出演し、ヘタだが味のある絵を披露してきた。
ところが、このクリスマスTシャツでは「画力が上がった」と指摘する声が続いているのだ。テレビ誌ライターの話。
「もともと彼の絵は何が描かれているのかわからないほどで、『アメトーーク!』でライオンや猫を描いた時も、とてもそうは見えない仕上がりでした。ところが今回のクリスマスTシャツでは、サンタクロースや雪だるま、ツリー、プレゼントの箱、サンタの袋と、すべて何かがわかる。絵の腕前が上がっているのは間違いありません」
絵が上手くなるのはいいことだが、
「上達してしまうとマエケンらしさが薄れてしまったような気もする(笑)。『味のあるヘタウマ』だったのが、これでは『ただのちょいヘタ』ですからね。あまり意識して上手に描こうと思わないほうがいいと思いますよ」(前出・テレビ誌ライター)
例年であれば「絵心ない芸人」は毎年3月に放送される。来年の「アメトーーク!」にマエケン画伯は登場するのか。そして絵の腕前はどうなのか。新天地での活躍よりも気になるところ!?
(鈴木誠)