NHK大河ドラマ「光る君へ」が1月7日よりスタート。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた紫式部の生涯が描かれる。
同ドラマは「ラブストーリーの名手」と呼ばれる大石静氏が脚本を務め、女優の吉高由里子が主役の紫式部を演じる。吉高は2008年放送の「篤姫」に於哲(おてつ)として出演。また、14年3月放送の連続テレビ小説「花子とアン」ではヒロインの村岡花子を演じており、今やすっかり「NHKの顔」といってもいいだろう。
「源氏物語」といえば男女の情念や恋愛模様が描かれているが、脚本を担当する大石氏は“平安時代の驚くような性やバイオレンスを描きたい”と語っており、これまでの大河ドラマとは少しばかりテイストが異なるのではないかと期待が集まっている。
テレビ誌ライターが語る。
「どこまで濃密なラブストーリーが描かれるのか、今から楽しみです。吉高といえば2008年公開の映画『蛇にピアス』で体を張ったシーンを演じ見事、ブレイクを果たしている。一方、相手役の藤原道長を演じる柄本佑は19年に公開された映画『火口のふたり』で、女優の瀧内公美とのリアルな性描写が大きな話題となりました。そのためネット上では今から『大河史上初の前貼りか』などと淡い期待を寄せる声が上がっています(笑)」
合戦シーンなどド派手なシチュエーションは無さそうなだけに、別の意味でド肝を抜いて欲しいものだ。
(ケン高田)