ソフトバンク・和田毅の、西武への「人的補償騒動」をめぐって、再びトラブルが引き起こされた。
1月18日発売の「週刊文春」では、ホークスのドン、王貞治球団会長が直撃取材に応じ、1月11日に日刊スポーツが報じた件について「西武からのニュースで、こっちもびっくりした」と発言。その真意は書かれていなかったが、スポーツ紙記者の話として、西武の渡辺久信GMが情報をリークした疑惑が浮上していると記している。
ソフトバンク球団OBが言う。
「人的補償騒動は最終的に甲斐野央投手が移籍することで落ち着いたのに、誰も何も言えない王さんが一方的に西武を非難すれば、トラブルは長期化してしまう。どこかで両球団首脳が手打ちしないと暴露合戦になり、収拾がつかなくなる」
元をたどれば、女性問題を抱えたまま山川穂高がソフトバンクにFA移籍したことが発端となっているわけだが、
「このままでは、どちらも引っ込みがつかない。シーズンに入ってからも、暴露合戦は続くだろう」(前出・球団OB)
山川だけではない、球団同士の因縁の対決も、見ものになりそうだ。