ソフトバンクの圧勝で幕を閉じた2020年のプロ野球日本シリーズ。「セ・パ」の実力の違いには様々な意見が飛び交っているが、ならばソフトバンクに籍を置き、なおかつセ・リーグも知っている選手に訊いた方が話は早いだろう。
横浜ベイスターズ、ソフトバンク、横浜DeNAベイスターズ、中日ドラゴンズと渡り歩いた元プロ野球選手・多村仁志氏が、元プロ野球選手・高木豊氏のYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」に出演し、ソフトバンクの強さの秘密について言及したところ、他球団にはない「断トツ」なポイントがあることがわかった。
12月5日に〈【多村仁志さん登場】本当にソフトバンクが強いの!?多村さんが感じたセリーグとの差について語ります!!〉とタイトルがついた投稿回を観てみよう。
他球団との違いとして、選手が自主的に取り組む練習量の豊富さ、スカウトの見る目、元ボディビルの選手を筋力トレーニングのコーチに招いて基礎の体力作りに力を注ぐなど、様々な点を挙げた多村氏。その中でも特筆すべきは、キャンプ中の豪華な食事量で、他の球団と比較しても「断トツでしたね」と明かしている。また、当時監督だった王会長の高級な肉などの差し入れも、ホームではシーズン中の試合も行われていたと振り返っており、「だから体が作られる」と多村氏は唸っていた。
この動画を観て、他球団の意識改革がなされれば、来シーズン以降はセ・パ混戦が予想されるが、はたして…!?(ユーチューブライター・所ひで)