プロボクシング転向3戦目にして、初のKO(TKO)勝ちを収めた那須川天心の試合ぶりを、元世界王者はどう見たか。
1月23日、初の世界ランカー、ルイス・ロブレス(メキシコ)を退けたのだが、3回終了時にロブレスが右足首の違和感を訴えて棄権。那須川は「マジで? 終わり?」とリング上で複雑な表情を見せていた。
このあっけない結末を受けて、渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏の3人が意見を交わす。同日に更新されたYouTubeチャンネル〈渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則ぶっちゃけチャンネル〉で、次のように言うのだ。
竹原「天心のスピードがありすぎて、凄い試合も凡戦に見えちゃうよね」
渡嘉敷「凡戦には見えないけど」
竹原「本来、同じレベルだったら打ち合いになるんでしょうけど」
畑山「相手が弱く見えちゃうっていうか…」
渡嘉敷「強さを証明するために、タイトル獲ればいんだよ。日本チャンピオンになるとか、東洋チャンピオンになるとかね。獲れば絶対に認められるわけだから」
試合後の記者会見では、那須川もこの点に言及しており、
「僕は何のベルトも持ってないので。日本でもいいし、東洋でも、他のベルトでもいいので、何かにチャレンジしたいなっていうのはあります。外野からは、強いやつとやってないのに挑戦してどうなるんだとかってこともあると思うから、ちゃんと全員を黙らせることをやっていきたいなとは思いますね」
次戦、那須川のタイトル挑戦はあるか。なお、那須川のコメントは、オリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉で、一部公開されている。
(所ひで/ユーチューブライター)