去る6月19日、東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」で、好敵手・武尊相手に、5対0の判定で勝利した那須川天心。これでキックボクシングは引退し、翌20日には、前WBA世界ミドル級王者の村田諒太など、12人の世界王者を輩出した帝拳ジム入りが報じられた。
世紀の一戦から一夜明けた会見の模様がオリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉で公開され、那須川はボケっぷりを発揮(6月20日)。
まずは今大会で1ラウンドKO勝利を決めたキックボクサー・YA-MAN(ヤーマン)が、博識なコメントを。
「(那須川VS武尊戦に決着がついたことで)ひとつの時代が終わったのかなって思うんですけど、時代の終わりは始まりだと思うんで。これまでは中国の歴史で言うと、項羽と劉邦の2強。この2人が争っていて、昨日で項羽と劉邦の時代が終わった。(中略)これからは個人個人が目立っていく、群雄割拠の時代というか、三国志の時代というか…」
続く那須川が、このコメントをイジったのだが…。
「刺激はお互い(武尊も)絶対になったと思うんで、まあこれからも負けじとお互い…中国の時代じゃないですけど、三国志じゃないですけど、ボクよく歴史わかんないんで。織田信長がね、しっかり引っ張っていってくれればいいかなって」
何を言いたいのかよくわからなかったが、会場のクスクス笑いを引き起こした那須川。転向するボクシングでの「勝利会見」では何を語るのか。
(所ひで/ユーチューブライター)