いよいよ今年が最終シーズンになってしまうのか。楽天イーグルスの大ベテラン、田中将大がガケっぷちの1年に挑もうとしている。
1月21日の契約更改交渉では2億1500万円減の単年2億6000万円でサイン。期待への裏切り連発により、2年間で日本プロ野球史上最高カット額となる、合計6億4000万円の大減俸となった。仙台のメディア関係者が語る。
「日本球界に復帰後3年間、ずっと年俸にそぐわない成績になってしまい、寵愛していた三木谷浩史オーナーもそろそろ見限ろうとしています。あと3勝に迫った日米通算200勝を花道に、引導を渡される可能性があります。本拠地の観客動員は悲惨な状態になっていて、田中の登板日でも観客が入らず、仙台のファン離れが加速している。節目の数字を達成すれば、伸びしろの乏しい高給取りをわざわざ抱えるメリットはありません。そのあたりは親会社がシビアなIT企業ですからね…」
オフには安楽智大が行っていた後輩へのパワーハラスメント行為を見過ごしたばかりか、共謀していたとの疑惑まで浮上。メディアで散々叩かれたことから、自身のXやYouTubeチャンネルでは「黙っていたらたくさん言われた」「今オフは特に酷いですわ」と恨み節が。
「球団ではVIP扱いを受け、若手選手が尋常ではないほど気を使っています。選手だけでなく球団スタッフもへつらい、広報が忖度している状況ですね」(球団関係者)
グラウンド上で圧倒的なパフォーマンを見せなければ、ますますマー君の立場は危うくなりそうだ。
(田中実)