今年一発目のジャンボ宝くじ「バレンタインジャンボ」が2月14日㊌から3月15日㊎まで発売される。昨年の週刊アサヒ芸能予想で1等の「13万台」を推奨し、みごと確率アップを成功させた宝くじアドバイザーの長利正弘氏が、ヨーロッパ開催「夏季五輪の法則」を駆使して的中に迫る!
1等2億円が11本(11ユニットの場合)、1等の前後賞5000万円(22本)を合わせて3億円! 今年の「バレンタインジャンボ」も豪華な賞金ラインナップを誇るが、長利氏は「昨年と比べて、当せん本数に大きな変更点がみられます」と前置きして、こう続ける。
「ジャンボの2等1000万円が昨年の3本から10本になり、3等の100万円は60本から300本に増えました。また、ミニの方も1等の2000万円が昨年の5本から10本、2等100万円が100本から300本に増量されています(いずれも1ユニットあたり)。この2つのジャンボを合わせると100万円以上の当せん本数は5093本。単純計算ですが、各都道府県から100万円以上の当せん者が108人誕生することになります」
まさにジャンボの名にふさわしい賞金額だが、当然、当せん確率(1等は1000万分の1)は厳しいものとなる。
「ジャンボ宝くじは、その年の大イベントと関連する数字と連動することがよくあります。昨年のドリームジャンボでは『WBC』と絡み、ジャンボミニで推奨した『14万台』が2等(各組共通100万円)で出現。推奨した組番号『36』がジャンボの2等(1000万円)で出現するなどニアミスの連発でした。今回狙うのは『夏季五輪』です。100年ぶりにパリが舞台ということで、ヨーロッパ開催年の高額当せん番号に注目しました」
バレンタインジャンボの前身はグリーンジャンボなのだが、過去3回の「夏季五輪ヨーロッパ開催年の当せん番号」を見ていくと、
「12年のロンドンの時が『第617回東日本大震災復興支援グリーンジャンボ』、04年のアテネが『第470回グリーンジャンボ』ですが、回号と1、2等の組番号を照らし合わせると、ロンドンの第617回は2等で61組、アテネの第470回は1等で40組がズバリ出現しているように、回号の数字と組番号が連動していることを発見しました」
92年のバルセロナで見ても「第299回グリーンジャンボ」で52組、93組、59組と「2」と「9」が1、2等で出現している。
「今回の回号は『第993回』ですから、組番号は『99』『93』『39』の3つに絞り込めます。ロンドンの時が61組、アテネが40組と、組十位が組一位よりも大きな数字になることから『93組』が本命、『99組』を対抗にします」
続いては「10万台」の絞り込みだ。
「92年の1、2等で13万、15万、16万、17万、18万台が出現していますが、04年はそれまで未出現だった11万、12万、14万台が出た。そして12年には、2大会とも出現していなかった10万と19万台のうち19万台が初登場。よって今年は、過去3回とも出現していない『10万台』を推奨します」
というわけで、長利氏の本命は「93組10万台」。これで1000万分の1の当せん確率が1万分の1までアップとなり、この連番を10枚持っていれば、その確率は1000分の1だ。