また、意外にも「7777」のようなすべて同一数字(10通り)も高額配当の期待は薄い。過去に出現したゾロ目は「1」=2回、「2」=1回、「5」=1回、「7」=2回の計6回。しかし最高は「7」の31万3000円で、最少も「7」の23万8900円と理論値の約3分の1だった。
「ここまで6390回で6回ですから、出現回数はほぼ理論値どおり。なので未出現の『0』『3』『4』『6』『8』『9』の同一数字が近々当せんしてもおかしくありませんが、常連のファンが狙っている可能性も高そう。ちなみに、ここ最近の売り上げは毎回2億円ほどですので『当せんなし』や上限最高の『2000万円』の可能性はゼロに近いですね」
では、どう狙えば理論値を上回る帯封をGETできるのか。過去にたびたび的中させている長利氏の流儀や傾向と対策を聞いてみると、
「基本的には選択されにくい『0』『4』『9』の中から少なくとも1つは入れたいですね。この3つの数字は、過去に宝くじ公式サイトで『好きな数字』のアンケート調査を行った際、ワースト3でした」
今年の1月12日、その3つの組み合わせの「0944」が当せんし、ストレートが111万8400円、ボックスも9万3200円と理論値を上回っていた。
さらに高額配当を狙いたい人には、トリプル(3桁同一)がオススメだ。
「トリプルはなかなか出現しないように思われるかもしれませんが、実際は360通り(4×9×10)なので250分の9。年間の抽せん回数が約250回ですから、理論上は1年間に9回ほど出現します。あとはタイミングを計ること。1月15日に『0080』(ストレートで97万1800円)が出ましたが、実は昨年の9月21日以降、『0』が2つ以上出現したことはありませんでした。しかも過去に『8000』『0800』『0008』が計6回も出現しながら『0080』は未出現だった。もちろん、あとでわかったことですけどね(笑)」
ただ、逆に気になるのが、1万分の4通りしかない「0」3つと「8」の組み合わせが、すでに7回(うち8000のストレートが4回)も出現していることだ。
「他にも『8885』のストレートが4回とか、『3337』や『9991』のボックスが7回など、強運の組み合わせがいくつかあります」
かといえば、いまだに出現していないトリプルもある。「0002」「0004」「1110」「2226」「5554」「8884」「9994」だが、
「強運の数字か、未出現を狙うのか。どちらにしても1口200円であれば、セットで購入するのもオススメです。トリプルのセットストレートの理論値は56万2500円、セットボックスでも11万2500円になります」
ネット上には過去に出現したか否かを調べるサイトが複数あるので、未出現を狙う人は当せん番号検索で確認してから購入しよう。