名司会者タモリが出演するNHKの教養番組「ブラタモリ」が3月いっぱいでレギュラー放送を終了する。街並みを散策しながら歴史の痕跡を見つけ、発展する町の変化を地質や地理学の専門家とともに掘り下げていく、オールロケの探検バラエティー。タモリは78歳という高齢で、屋外での長時間ロケに体調面で抗うことができなくなってしまったという。
「タモリさんの意向で、徐々に仕事を減らしていくつもりみたいです。多趣味で知られており、仕事をセーブして余生を満喫したいとの思い、奥さんとの時間を大切にしたいという思いもあるようです。周囲には80歳で芸能界を完全引退する気持ちを語っており、遠くない未来にテレビ画面から消えることになりそうです」(テレビ局スタッフ)
タモリ、さんまと「お笑いビッグ3」の一角を形成した77歳のビートたけしも、徐々にテレビから姿を消そうとしている。ナビゲーターを26年にわたって続けてきた「奇跡体験! アンビリバボー」(フジテレビ系)を、3月6日の2時間スペシャル放送を最後に降板することになった。残る定期出演番組は「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)と「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系)だけだ。
「レギュラー2本は残りますが、局上層部との昔からの付き合いで出演している状態です。たけしさんの場合、ギャラと視聴率のコスパは見合っておらず、局の制作費の都合上、テレビ界から離れていくことになるでしょう」(前出・テレビ局スタッフ)
世代交代が進む中「ビッグ3」でまだまだ元気に居座るのはさんまだけ…ということになりそうだ。
(佐藤恵)