元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネルで、新たな提言を行った。2月18日に行われたプレミアリーグのシェフィールド対ブライトンの試合で、三笘薫が相手選手から悪質なタックルを受けたことを取り上げ、
「三笘へのタックルは、退場ではすまないと思います。どの位置に足が行ってんのかっていう。これはいただけない。膝にちゃんと(足が)かかったら、前十字靭帯断裂ぐらいじゃすまない」
相手選手を激しく糾弾するとともに、
「ケガさせるためにやったとしか思えない。ありえないことです。タックルは必要ない。ひどいです。汚すぎです。ダーティーすぎです」
と怒りを爆発させたのである。
悪質なタックルをしかけたメイソン・ホルゲイトはレッドカードで退場。その後、3試合の出場停止処分が下されたが、世界中のサッカーファンから「ぜんぜん足りない」「もっと増やすべき」との声が上がっている。
そこで闘莉王氏はレッドカードで退場になった選手の出場停止処分について、
「ひとつ思ってることがあるんです。サッカー界が取り組むべきこと。悪質なプレーでレッドカードをもらい、相手選手をケガさせた時は、ケガした選手が復帰するまで、悪質なタックルをした選手も試合に出られない、というルールを作ってほしい」
もしケガから復帰するのに1年かかるのであれば、レッドカードを受けた選手も1年間、出場できないようにすべきだというのだ。
サポーターからは「いいアイデアだと思う」「今すぐにでも実施してほしい」と絶賛の声が上がった。
このルールができれば、悪質なプレーが減るのは間違いない。一刻も早く実施してほしいものだ。
(鈴木誠)