ファンにとっては、夢の瞬間だったようだ。3月13日の「ラヴィット!」(TBS系)で、乃木坂46・弓木奈於とアルコ&ピースが共演したのだ。文字面で見れば特段たいしたことはないが、両者は2020年からラジオ番組「沈黙の金曜日」(FM FUJI)で、MCとアシスタントという立場で毎週共演してきた。
他番組での共演もあるが、やはりバラエティーの主戦場として注目されている「ラヴィット!」でのアルピー×弓木の絡みは格別だったようで、Xで検索してみると、「ついにラヴィットでアルピーと弓木ちゃんの共演だ」「アルピー&弓木の夢のラヴィット共演のために仕事を半休とって見ています」などといった声が。
そんな弓木は初手からワールド全開だったが、直接的な絡みはトルコアイス作りを体験してみたいという平子祐希と、そのアイスをめぐる争奪戦を繰り広げたのみ。次回はスタジオだけではなく、ロケでの絡みも期待したいところだ。
そんな弓木は芸人からの信頼が非常に厚いというより、置いておけば見せ場を作るので重宝される。アルピーは彼女とのフリートークで、先のラジオ番組をほぼ2時間進行。
先日行われた流れ星のライブでは、ちゅうえいが、かつて共演した弓木との対面を切望していることもわかっている。さらば青春の光・森田哲矢は「数年後のバラエティーを席巻する」と予言していた。ちなみに、ツッコミ側にも回れるユーティリティー度の高さも見逃せない。
そんな適応能力はやはり、明石家さんまやダウンタウン、そして何よりアルピーと、多くの芸人との共演で積み重ねてきたものと言えるだろう。もちろん日頃から、お笑いの動画をよく見ているという。どんな芸人と絡んでもすぐ馴染む親和性は、そうした「好き」の賜物かもしれない。
(栗原学)