これは「お嫁さんにしたい乃木坂アイドル」が爆誕か──。
昨年6月の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)、8月の「ラヴィット!」(TBS系)、そして10月の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)と、なぜか偶数月のテレビ出演を機に一気に仕事を広げ、今年初頭からは「朝メシまで。」「見取り図じゃん」(テレビ朝日系)、「プチブランチ」(TBS系)と単独出演が続いている…といえば、乃木坂46の弓木奈於だ。最近、ある分野でスポットライトが当たる瞬間があったという。
「それはグループの冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)でのこと。手料理を披露したのです。これは4人のメンバーがそれぞれ春巻きとグラタンを、レシピがない状態で完成。あらかじめ指名された別のメンバーは、それがどんな結果になっても試食しなければならない、という企画でした。弓木は慣れた手つきで2品を調理。祖母から教わった、ニンジンを皮ごと使う知恵を生かしたり、下ごしらえが面倒な食材を極力限定する主婦的な思考を発揮するなど、作る過程の中で見せるデキる女っぷりに、VTRを見ていたバナナマン設楽統が『弓木、見直した』と感嘆するほどでした」(芸能ライター)
そんな弓木の料理を事前に食べたいと言っていたのは、日村勇紀と岩本蓮加。日村は春巻きを「味を濃くしてもいいのでは」と指摘したが、グラタンは「めちゃ美味い!」と手を叩いて大絶賛。このベタ褒めに弓木は「カフェとか出そうかな」と乗り気だった。アイドルライターが言う。
「7人きょうだい9人家族11人住み、さらに、お米は10合炊きを謳う大家族出身です。そのため、小さい頃から台所に立って手伝ったり、料理を担当してきた歴史が、あの所作や合理的な考えに現れている。そんな一朝一夕では養えないスキルが、男性ファンの本能に刺さったのでしょう。同日のオンエアがそのまま見られるYouTubeチャンネル『乃木坂配信中』では、今も絶賛の嵐が続いています」
現在の出演ラッシュはまだ、お試し段階の一周目といったところ。ここからどうオファーがあるかはわからないが、乃木坂46の「バラエティーの顔」になりつつあることは確かだ。レシピ本の出版、あるいは料理コーナーを持てば、さらにブレイクするかもしれない。
(田伏清)