政治

三原じゅん子入籍3日後に「骨折&車クラッシュ全損」/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

 現在放送中のドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)で、昭和から令和へタイムスリップした阿部サダヲ扮する主人公・市郎と、高2の娘・スケバン純子(河合優実)の会話にちょいちょい登場する三原じゅん子ネタが、SNS上で盛り上がっている。

 5話では「下町の三原じゅん子って言われてる」と言う市郎に対し、将来の純子の夫・ゆずる(古田新太)が「いま国会議員です」と返すと「ええっ!? 三原じゅん子が!?」「ウソだ! セクシー・ナイトだよ!」。すると、ゆずるが「2007年にコアラ改めハッピハッピーと…」と説明。

 このシーンに対し、三原本人もSNSに「ん?…私が出てきた!笑」と投稿。6話でも「な、わけないじゃん。ウチらの憧れ、アバズレの祖先・山田麗子だよ。『顔はやばいよ、ボディやんな』の山田麗子が政治家? ありえない!」というセリフが登場する。

 現在、参院議員である三原が大ヒットドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)でツッパリ少女・山田麗子を演じて人気者になったのは1979年。「顔はやばいよ」というセリフは、同級生をリンチする場面で、彼女が発したものだ。

 だが、実は三原、私生活でも恋人のミュージシャン男性とのツーショットを撮影されたことに腹を立て、2人揃って「フライデー」のカメラマン2人に殴る蹴るの暴行。全治1週間の傷を負わせて目白署に逮捕されたことは、よく知られる話だ。

 しかも馬乗りになって殴る最中、「この野郎! てめぇなんか、ぶっ殺してやる!」という怒号が深夜の住宅街に響き渡ったとの報道も。ボディだけでなく、顔にも数発のパンチが炸裂したようだ。それが1987年4月2日未明のことである。

 だが、なんのことはない、その男性とはほどなくして破局。その後、3度の結婚を繰り返すことになる。

 そんな恋多き女の素顔が垣間見えたのは、1990年10月25日に行われた、レーシングドライバー・松永雅博との1回目の結婚と妊娠を報告する「ダブルおめでた」会見だったように思う。この時、三原は妊娠2カ月。

「彼のためにも、丈夫な赤ちゃんを産みたい。できれば男の子がいいな、2人の子供ならF-1レーサーになれるかもって、彼も言っているんです」

 そう満面の笑顔で語っていた三原。しかしそんな願いもむなしく、会見からわずか2日後、彼女は授かった小さな命を失ってしまうのである。それでも悲しみを乗り越えるように、2人は11月5日に入籍。

 入籍の喜びを語る予定だった11月8日の記者会見当日、なんとサーキットで練習中、車がクラッシュし左肩甲骨を骨折。車が全損するというアクシデントが勃発した。それでも、

「予定通り入籍して、これで『松永順子』になりました。流産したことはとても悲しいこと。でもこれからは彼に寄り添って、助け合ってやっていきます」

 そう気丈に語っていたのである。

 しかし、さすがは山田麗子、じゃなかった、三原じゅん子。会見から9年後の1999年5月には、松永氏と離婚する。その半年後、お笑い芸人のコアラと再婚するも、2007年に再び離婚。2016年には元秘書で24歳下の中根雄也氏と再々婚を果たすことに。

 女優からアイドル、カーレーサー、政治家…。そして、恋多き女性である彼女の今後に期待したい。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

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