NHK朝ドラ「マッサン」でヒロインへの「イビリ役」が好評だった相武紗季(29)。来年早々のドラマでは一転、ドロドロの愛欲シーンを演じるという。
「からみ合う手と手、脚と脚。時折漏れる節子の湿った息づかい‥‥」
2月21日にスタートのWOWOW連続ドラマ「硝子の葦」のワンシーンである。原作は同名タイトルの官能ミステリー。北海道の釧路を舞台にしたドラマで、相武は母親から虐待されて育った節子を演じる。
原作で、相武は高校時代に、母親の愛人である男性に抱かれる、いや抱いてしまう。相武から関係を持ちかけられ戸惑う男性に、
「したいから誘ってるだけ」
と答えるのだ。そして母娘両方を抱いた男に、
「こういうのって、親子何とかって言うんでしょう」
とつぶやくのだった。
「こんなに肌を露出するのは初めて」
とインタビューで答えた相武だが、愛欲シーンはこれだけではない。その男と結婚後、会計士と不倫の関係になるのである。ドラマ制作関係者が明かす。
「複数の男とドロドロの絡みを繰り広げる役です。撮影では素肌に張りつくタイプのインナーでバストトップを隠し、ほぼ全裸で挑んだそうです」
デビュー直後は鳴かず飛ばずで、制作サイドなどから、
「これで売れなかったら“脱ぎ”の仕事しかない」
とまで言われた時期もあった相武。売れて脱いだことで、女優としての意地を通したことになる。
今回は誘拐と殺人を犯し、焼身自殺を図る激しい役だが、相武本人にも激しい一面があるという。
「8年前くらいですかね。地方ロケで彼女と一緒になった同年代の女優が相武にチクリとやられました」(ドラマ制作関係者)
その女性はぽっちゃり体形で悩んでいたという。そんな彼女に向かって相武はこう言ったという。
「○○ちゃん、本当にスタイルいいよね! 何着ても似合うでしょ(笑)」
言われた本人はその場で号泣し、現場は騒然となった‥‥。
「いいかげんな仕事が許せない性格のようです。撮影などが遅れても『何でよ~』とイライラしてスタッフに詰め寄ることもあります」(ドラマ制作関係者)
次はきっちりとバストトップを解放するか。