玉山鉄二主演のNHK連続テレビ小説「マッサン」。主人公・亀山政春が務める会社の社長令嬢、田中優子役の相武紗季の演技が話題となっている。
「優子は、政春と結婚する願いが叶わなかった反動で、彼の妻、エリーに意地悪をします。それが、嫉妬とプライドを傷つけられた感情が入り混じった絶妙な演技で、ドラマにいいアクセントを加えていると評判なんです。相武さんは『マッサン』でもその後ヒロインと和解していますが、『悪女』というより、『ツンケンして気は強いが、根は優しい女性』がハマり役ですね。そして、それを支えているのは確かな演技力。元々事務所は清純派で売り出し、CMにも多数出演していました。ですが相武さんが『息の長い女優になりたい』と、様々な役に挑戦する事を望んだんです。その影響か主演やCMは減ったものの、選択は間違ってなかったと思いますよ」(週刊誌記者)
そんな相武はドラム演奏が趣味だが、他にも2年前からハマっている意外な趣味があるという。
「NFLが大好きなんです。2012年のスーパーボウルを観てから『カッコイイ』とハマり、今年2月の大会は録画で鑑賞。一人で大ハシャギしながら観たそうですよ。NFLの魅力を周りにも知ってもらいたくて、友達が家に来た時は、録画した試合をさりげなく流しているんだとか。体をぶつけ合う激しさと知能戦の両方の要素がある点が好きで、これは芝居にも共通した要素だと言っていました。試合を観て、仕事も熱い思いで臨めるそうです。また、料理が趣味で撮影現場によく持って行きますし、お世話になった人達に自ら選んでお花を送ります。そういう配慮もしっかりしているので、先輩に可愛がられ、色々話を聞いて吸収しているそうですよ」(芸能関係者)
目標とする女優は戸田恵子で、芸歴40年の戸田によく相談するという相武。彼女の望み通り、息の長い女優になりそうだ。