芸能

キンタロー。「光り輝いて見えた天才トランぺッター」/テリー伊藤対談(1)

「北京五輪の天才トランぺッター」「お隣の国の天才子供歌手」など独特のモノマネで芸人仲間からも人気が高いキンタロー。。最近は「再ブレイク」とバラエティー番組に引っ張りダコだ。その裏には結婚・出産を経て、意識に変化が? 天才テリーがすべてを聞き出した!

テリー おおっ、久しぶり。元気?

キンタロー。 はい、元気です。

テリー 最近、再ブレイクって言われてるみたいだけど?

キンタロー。 そうなんですか? 自分ではあんまりそういう意識ないんですけど。

テリー 再ブレイクじゃなくて、大ブレイクだよね。最初にあっちゃん(前田敦子)で出てきた時より今の方がすごい。

キンタロー。 あ、うれしい。ほんとですか。

テリー ほんとだよ。今回ね、キンタロー。さんが来てくれるっていうんで、改めてモノマネ動画を見たんだけど、「北京オリンピックの天才トランぺッター」とかね。何なの、アレ(笑)。

キンタロー。 東京オリンピックって、コロナ禍で延期されたり、色々すったもんだがあって、思うように開催できなかったじゃないですか。やっぱり日本で開催っていうのがすごく誇らしくて、見守ってきたのに正直悔しい思いが残ったんですね。

テリー へぇ。

キンタロー。 それで北京オリンピックを見てたら、同じコロナ禍でのオリンピックでしたが、日本の時と比べてはるかにスルッと、何かシレッとスタートしていて、「私たちはあんなに苦労したのに、この差はナニ!? 」って思ったんですね。ほんとにいつも通りのオリンピックで。

テリー 要は北京オリンピックに嫉妬したんだ?

キンタロー。 はい。それで開会式を見ていたら、ちびっ子トランぺッターが颯爽と登場して。日本は無観客だったのに、たくさんお客さんが入ってる中で、立派にトランペットを演奏していて、「何だ、この子は!」って衝撃が走ったんですよ。それと同時に「この天才トランぺッターをマネしないといけない」っていう使命感が降りてきてやりました。

テリー あ、そう(笑)。その辺は俺にはよくわからない感覚だけど。

キンタロー。 何か、その男の子が光り輝いて見えたんです。で、こんなにスーッと開会式をやられたら、彼がみんなの脳裏に焼き付かずに終わってしまうと思ったので、私がマネすることによって彼を引き立たせたいと。みんなと「ねぇ、あの子見た?」っていう会話をしたくてマネしました。

テリー キンちゃんなりの歴史の記録だ。

キンタロー。 そうなんですかね。ただ、ひとつ問題点があって、マネをするにあたって映像を見直したかったんですけど、開会式を録画してなくて、ネットとかで探しても出てこなくて。仕方ないから脳裏に残ってる彼の印象だけでやったら、もうちょっとゆっくりな曲だったなっていう。私の脳内で、だいぶ変換されてたんですね。

テリー それにさ、あんなにテカテカしてないよね。

キンタロー。 でも、ああいう感じで光り輝いて見えたんですよ。

テリー それはそれで面白いけどね。中国の人の反響はどうだったの?

キンタロー。 どういう反応になるのか予想できず、怖くて聞けないです。やってないふりして、中国の方と接してます。

ゲスト:キンタロー。(きんたろー。)1981年、愛知県生まれ。大学を卒業後、社交ダンス講師・OLなどを経て、2011年「松竹芸能タレントスクール」に入学。2012年、ピン芸人としてデュー。その後1年で、前田敦子、光浦靖子などのモノマネでブレイク。また、2017年に競技ダンスの世界大会「WDSFラテンシニアⅠ世界選手権」でアジア人歴代最高位の7位、翌2018年に8位入賞するなど、競技ダンスでも活躍。2015年に一般人男性と結婚し、現在は二児の母親。独自のモノマネでバラエティー番組を中心に活躍中。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論