広島カープの選手の倫理観は一体、どうなっているのか。今季の開幕を前に、外野スタメン出場が予想されていた「広島の仕事人」上本崇司の不倫が発覚した。
上本は2014年に、地元テレビ局に勤務していた2歳年上の中原衣美アナと、1年の交際期間を経て結婚。現在、妻はタレントとして地元のテレビ番組やCMなどで活躍しながら、アスリートフードマイスター3級の腕前で、上本を支えていた。
そんな良妻がいるにもかかわらず、桐谷美玲似のミニスカ女性と焼鳥デートに及んでいたというのだ。不倫を報じた「文春オンライン」記者の直撃取材に対し、上本は「そうですね」と認めており、ファンの間に衝撃が走っている。
広島ではこれまでにも、主力の菊池涼介が結婚前に交際していた女性から8000万円もの慰謝料を請求され、調停申立書を東京簡易裁判所に提出するトラブルを起こしている。2017年のドラフトで1位入団した中村奨成も、中絶トラブルを報じられた。どちらも球団からきついお灸を据えられたというが、今度はベテランの下半身スキャンダル。もはや呆れるしかない。地元メディア関係者も苦笑しきりで、
「中村の女性トラブルが発覚した際には、同じ広陵高校の先輩の上本が中村を自主トレに連れ出し、『ガンガン野球をさせます』と気遣っていた。中村は私生活についてもアドバイスを受け、練習に身を入れるようになりました。ところがその上本までもが不倫をしていたというのですから、チームのコンプライアンス意識が問われます。地方球団ということや、地元メディアとかなり親密なこともあり、まさか自分が狙われるとは思っていなかったのでしょうが、これでは何も学んでいないと言われても仕方ないでしょうね」
広島は菊池や中村以外にも若手のホープと期待されている松本竜也が、ユニフォーム姿でホテル密会する不倫疑惑が発覚している。新井貴浩監督は選手のプライベートを起用には持ち込まない方針だが、ファンは心から応援できるのか。さすがに複雑な気持ちだろう。
(ケン高田)