今はもう整形のカミングアウトなど、珍しいことではなくなった。特にお笑い芸人の自己申告が目立つ。そんな中でも稀有なのは、3時のヒロインだ。
福田麻貴、ゆめっち、かなでの女性トリオは、2019年の「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝して大ブレイク。福田は今年1月期の連ドラ「婚活1000本ノック」(フジテレビ系)で単独連ドラ初主演を果たし、見逃し配信で記録的な数字を叩き出した。
そんな彼女らは、3人のうち2人が顔を「調整」している。かなでは2022年、Xで二重の埋没手術を受けたと公表。それまでのアイプチ生活に別れを告げた。
この年の5月からは、ゆめっちが体調不良のため無期休養に入った。昨秋に復帰した際、顔をアップデートしている。鼻を高くするための鼻中隔延長、フェイスラインの脂肪吸引と糸リフトだった。さらには、ダイエットにも成功。復帰後は方々から「かわいい!」と称賛されることとなった。お笑い関係者が語る。
「ジャングルポケットのおたけも、二重整形を公表しています。初めての整形は2013年頃で、アゴへのボトックス注射、脱毛などだったそうです。パーパーのあいなぷぅは、2年前に二重に。自身のYouTubeチャンネルで、手術前からダウンタイムまでをしっかり報告しています」
おばたのお兄さんは昨年末、公式YouTubeで整形に98万円もかけたと明かした。2018年3月にフジテレビの山﨑夕貴アナと結婚したが、当時は「貧乏芸人の逆玉の輿婚」と騒がれた。
高い身体能力を生かした動画がコロナ禍で注目されると、人気YouTuberの仲間入り。山﨑アナが高頻度で登場することも追い風となり、フジテレビ女子アナに勝るとも劣らない月収を手にした。
2023年8月に第1子となる男児が誕生。夫婦共作YouTuber、インスタグラマーとして、今なお軒昂だ。
おばたのお兄さんはクマ取り整形、おでこのしわ取りでヒアルロン酸を3㏄注入、フェイスラインを整えるアゴの筋肉ボトックス注射で、総額98万円。実年齢35歳より若返ったと好評だ。
「変貌ゼロの整形芸人もいます。ロッチのコカドケンタロウですね。10年前に受けたのは、舌の手術。滑舌の悪さを改善するためで、舌を長くしたんです。舌の裏の筋を切って伸ばす、なかなかハードな執刀だったそうですが」(前出・お笑い関係者)
総じて開運には成功したか。
(北村ともこ)