女性お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴が、かつての借金生活について包み隠さず語った。2月19日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)にて福田は、売れない時期に実家から借金を重ねていたと告白。その金額は総額で400万円にも上っていたという。
しかしある時、母親から「無理だ、ウチの家は」とそれ以上の無心を断られた福田は、ついに消費者金融に手を出すことに。ここで福田は「4万円だけちょっと最初借りたんですよ。そしたら知らん間に50万円になってて」と、借金が膨れ上がった過去をみずから明かしたものだ。
「一部メディアでは利子がかさんだとの説明もありますが、元金の10倍以上にも利子が積み重なることはありえません。おそらく福田は結局、融資額の限度まで借金を重ねたのでしょう。その福田に対して心理評論家の植木理恵氏は、恥ずかしさを強く感じて借りたお金はすぐに返そうと思うのに対し、今は仕事がないからなどと自分を正当化して借りた場合にはあまり返そうとは思わないと指摘。福田の心にグサッと刺さっていたようです」(テレビ誌ライター)
ただし、3時のヒロインは幸運にも、昨年12月9日の「女芸人No.1決定戦 THE W 2019」にて優勝し、賞金1000万円をゲット。福田も家族への返済はまだと思われるが、消費者金融からの借金は完済できたようだ。
そんな福田たちに番組MCの明石家さんまが「金言」を送っていたというのである。
「借金に関する植木氏の指摘を受け、さんまは『借金踏み倒すヤツでお笑い成功している人おらん』と断言。そして『成功してる人は借金すぐ返したがる』と語っていました。46年にも及ぶ芸能生活でさんまは、借金でダメになる芸人を数えきれないほど目撃してきたはず。その一方で成功例も身近で見てきたわけで、その言葉には非常に重みがあります。3時のヒロインもいまや1日に5本の仕事を掛け持ちするほどの売れっ子になっており、『THE W』での優勝から2カ月以上が経った現在はその多忙さが給料にも反映され始める時期。そんな福田に対してさんまは、家族から借りた400万円を早く返済するようにハッパをかけたのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
借金返済はもちろん、3時のヒロインが売れ続けることこそが、何よりの親孝行だろう。
(金田麻有)