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三原じゅん子「車」の次は武豊もやられた!スイス高級時計「高額窃盗団」が狙いを定める「共通点」

 愛車ランドクルーザーが盗難被害に遭った自民党・三原じゅん子議員に続く、高額盗難事件発生だ。

 競馬界のレジェンド、武豊騎手の京都市内の自宅に、窃盗団が侵入したことが明らかになった。4月4日、武騎手は自身の公式サイトで次のように報告。

〈3月24日の未明に、自宅に複数人の侵入があり窃盗被害に遭いました。在宅中の家族は無事でした〉

〈現在、警察によって懸命な捜査をいただいており、詳しいことはこれ以上言えないのですが、物質的な被害よりも家内の精神的なショックの方が大きく、私自身ももちろんショックを受けています〉

 武騎手は3月23日に阪神競馬場、24日に中京競馬場でレースに騎乗しており、不在だった。量子夫人にケガがなかったことが不幸中の幸いだが、警察官やセキュリティー会社警備員が到着するまで、夫人は生きた心地がしなかっただろう。

 実は相次ぐ有名人の窃盗被害には「共通点」がある。三原議員はレーシングドライバーを10年経験した車好きで知られ、ファッション誌や専門誌などでトヨタ・セリカXXや、100台限定で販売された日産パルサー・コンバーチブル、メルセデスベンツのほか、今回盗まれたランドクルーザーも公開していた。

 武騎手も時計コレクターであることが知られており、やはりファッション誌に自慢の腕時計コレクションを紹介したことがある。今回、盗難被害にあったとされるのも、インタビュー記事で紹介したものだった。2013年の日本ダービーを制した記念に購入したスイスの老舗時計メーカー、パテック フィリップ(Patek Philippe)のノーチラス、そして2016年の天皇賞・春の勝利記念に購入した、やはりスイスの時計メーカー、ブレゲ(BREGUET)のトラディションなど、マニア垂涎の名品ばかりだ。

 特に武騎手がゲン担ぎで日本ダービーのたびにつけていたノーチラスはここ数年、新型コロナの影響で生産ラインが止まっている。品薄感から中古市場の転売価格は最低でも250万円以上に爆上がりしていた。しかも武騎手は旺盛なサービス精神が災いし、インタビュー記事の中でそれらのプレミア付き腕時計を「自宅のショーケースに保管してある」と、場所まで明かしてしまっていた。

 三原議員や武騎手は国会会期スケジュールや出走スケジュールを見れば、誰にでも居場所を把握できる。有名人の豪邸ともなれば、悪意のない近隣住民が「あそこはナントカさんの自宅」とペラペラ個人情報を漏らすこともあろう。留守番の家族しかいない日時を狙って、窃盗団が目当ての品を盗みに押し入ることは容易ではないか。

 有名人の愛用品の紹介記事は、その人のセンスの良さや好みを垣間見ることができる楽しみなコンテンツだが、泥棒にとっては「盗品カタログ」でしかない。2人がインタビューを受けた時は、その後、ランドクルーザーやパテックフィリップが窃盗団に狙われることになるとは、思いもしなかっただろう。

(那須優子)

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